着色染料?

サロンのカラーリングには大きく分けて、酸化染料を使った永久染毛剤と、酸性染料を使う染毛剤、そして着色染料がある。

酸化染料の代表はアルカリカラーで、通常ヘアダイと呼ばれるもので、酸性染料の代表はマニキュア、そして着色染料の代表がヘナやプランツ系のカラーになる。

ダメージに関して言えば着色染料の刺激は、酸化染料のアルカリカラーの半分以下とまで言われているが、その着色染料の代表のヘナにかなり信憑性の低い物が出回っている。

本物かどうかなんて判りませんよ!とお客様に言われますが、判断はとても簡単で、黒髪が明るくなるならそれは着色染料ではありません。黒髪を明るくするには過酸化水素は必須で、ヘナで黒髪が明るくなると言う事は間違いなく過酸化水素が混ぜられている事の証明になります。私の使ってるヘナはちゃんと明るくなります!は、明るくなる時点でそれはヘナではなくヘナを混ぜたアルカリカラーだと解釈された方が正解でしょう。

カラーリングは望まれる明るさや刺激、ツヤ感等で使う薬液は多岐に渡りますが、自分が染めて頂いてる薬液に関してはスタイリストやカラリストから、どのような薬液で長所、短所位は確認しておいたほうが良いでしょう。

それはクレームでもなんでもなく、お客様の権利だと思います。

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この記事を書いた人

橋 豊
橋 豊Yutaka Hashi
現店舗に移転をしてからは、あまり流行だけを追わずに、お客様の良さを引き出す事に集中しています。