イタリア車が好きで乗っているのですが、すべてのイタリア車が好きな訳ではなく、ランチアとフィアット、マセラティしか乗った事がありません。
なので、お客様も自然にフィアットやランチアのお客様が多いんです。

私が十数年前に売ったPandaは、今も元気に走っていて、塗装や内装に経年による疲れは見えますが、壊れるたびに治しながら、炎天下でも氷点下でも、ニコニコしながら来店してくれます。

こちらの500は、私の赤い方の500を見て、欲しいから探して下さい!
と頼まれて、かなり苦労して探して購入された思い入れの1台でしたが、親の問題や、大雨での家屋の被害で、断腸の思いでの嫁入り、、、
先日、預かったのですが、それはそれは辛い思いだったようです。

しかし、何処に嫁ぐかな?
と思っていた矢先に、、、

この新しい500に乗ってるお客さんが、僕買います!
何でも、たまたまこの500にトラブルが出ていて、秋の車検まで持たして、その時に治すか?若しくは買い換えようかな~?
と、思案されていた処で、旧い500に一度は乗りたいと思われてたようでした。

しかし話は、これだけで終わらず、今度はこのトラブルの出てる新しい500を、これまたお客さんが、私が修理して乗ります!
・・・

フィアットには、高級感も無ければ、ジャーマン製のような押し出しも強くありません。
けれど、自分にあった手軽さが魅力的です。
うちのお客様でもフィアット比率はかなり高くて、以外に女性が多いのも特徴です。

高速の右車線を高圧的に飛ばすのもステータスかも知れませんが、のんびりトコトコと景色を見ながら走るのも又楽しくていいのではないでしょうか?
誰にでも勧めれる車種ではありませんが、こんなのんびりした世界を一度経験されては如何でしょうか?

この記事を書いた人

橋 豊
橋 豊Yutaka Hashi
現店舗に移転をしてからは、あまり流行だけを追わずに、お客様の良さを引き出す事に集中しています。