熱戦を繰り広げたリオデジャネイロのオリンピックも遂に閉幕。各競技で日本人の活躍が連日連夜流れて来て眠れない方々も多かったのではないでしょうか?そんな中、私が一番鳥肌が立ったのがこれ!

陸上競技男子400mリレー決勝!スプリントレースで誰1人ファイナリストが居ない日本が真っ向勝負で掴んだシルバーメダル!それもアメリカに先行してのフィニッシュ!以前から日本人はバトンを持たしたらコンマ5秒は速くなる!と揶揄されていたが、1走の山県は一つイン側にいるジャマイカのパウエルから逃げに逃げた!

2走の飯塚は、イン二人がブレークとガトリン、と言うファイナリストと言うよりメダリストの二人相手にバックストレートをこれまた必死で逃げた。3走の桐生にバトンが渡った時は3番手だったと思うが、100m予選で苦杯を舐めた桐生がイン二人の、アシュミードとタイソンゲイをスタートから一気に突き放した!コーナーを誰よりも速く駆け抜けた日本は、オリンピックの大舞台で今世紀最大のサプライズ!と各国から絶賛されアンカーのケンブリッジにバトンを繋いだ。

アメリカ、カナダ、ライバルの中国を抑えきっての堂々の銀メダル!フラットレースの4人の合計タイムではどんなに贔屓目に計算しても4~5位が妥当だろう。バトンパスは確かに素晴らしかったが、1人1人の区間でもどう見てもジャマイカ、アメリカに遜色ない走りをしていたので、バトンを持たしたら、、は事実でしょう。

短距離走では日本人はオリンピックでメダルは取れない!と言われ続けて100mでも200mでも誰もファイナルには進めなかったが、まさかリレーで2位に入るとは誰も思わなかっただろう。リレーでファイナルにはいけるだろうけど、4~5位辺りで、上位に失格があったら3位になれば上出来かなぁ、、と思った方も少なくないだろう。アメリカの失格がなくても文句なしの国別歴代3位のタイムは今世紀最大の、、、と言われてもおかしくない神憑りな4人の走りでした。

変化はいきなり訪れる。ライバル中国は、はっきりと4年後には日本に勝てるようにする!と言い、カナダはジャマイカ、アメリカと日本も倒すべき相手。と言い、英国とフランス、ドイツは、黒人以外の純ナショナルチームの日本がリレーであそこまでジャマイカを追い詰めたのは称賛に値する!とまで言わせた。

私達は歴史が動いた瞬間をリアルタイムで見れたのかもしれませんね。侍4人の衝撃の銀メダル獲得でした。

この記事を書いた人

橋 豊
橋 豊Yutaka Hashi
現店舗に移転をしてからは、あまり流行だけを追わずに、お客様の良さを引き出す事に集中しています。