サロンではかなりの種類のパーマ液があります。
昔からパーマをされている方は、あの臭い、、、
ですが、最近は薬事法の改正に伴い、化粧品登録のパーマ(カール)剤が認可されるようになり、カラーリングと同時施術も可能になりました。
システアミンや、サルファイト、チオグリセリン等が代表的なものですが、更に弱酸性域のラクトンチオールやチオグリコレートまで続々と投入されていますが、その内容には、????な物もかなり増えてきて、これだけアルカリに傾けばダメでしょ!や、なんでこれだけアルカリカラーが落ちる?な商品もあり、簡単に言うと看板に偽り有り!なものがかなり出ています。
アッピアでは、テストしてモニタリングして導入していますが、手間が掛かり、規則性があって、時間も掛かる薬液は信頼性の高いものが多いですね。
写真左端のラクトンチオールは、ついに使用されているサロン様が皆無状態になりましたが、理由はその複雑怪奇な使用制限。
けれど、アッピアでは今現在もこのラクトンチオールを超える薬液は無い状況!
写真中央のチオグリコレートは使っているサロン様もあるが、ラクトンチオール程の低刺激ではなく、独特の軋み感も残る。
このチオグリコレートは次々と薬液が出ていますが、使用した感触は、これならシステアミンの方がまだまし、、、や、これでクリニック性の高い、、、とは言えないよな。
な感じです。
そんなケースの時に最終的に判断基準になるのは、質感や、退色、PHですが、やはりスタイリストの感性に頼ることになります。
新しい商品が良い理由はなく、古くからの商品でもかなり特化したものも多く、その際の判断が大きく関わって来るのです。
処理剤も進化どころか退化してるものが散見される状況で、操作が簡単になって進化してるものは皆無で、良いものはかなり複雑な操作が必要になってきています。
お客様の立場から、この前のカールは、、、や、前回のカラーは、、はかなり貴重な意見で、鑑みて薬液を選択出来るよう心掛けています。
年間100を超える商品がブランニューとして出てきますが、その8割が全く使えない業界、良いものを見極める審美眼をしっかりとつけていきたいですね。
この記事を書いた人

- Yutaka Hashi
- 現店舗に移転をしてからは、あまり流行だけを追わずに、お客様の良さを引き出す事に集中しています。
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