サロンで薬液メニューをされる時に、色々な物を噴霧や塗布されているのを経験された方もあると思いますが、あのシュシュと髪に着けているのが、俗にいう処理剤と言うものです。

画像のものはごく一部ではありますが、それではこれは何の為につけているのか?
は、簡単に言うと髪の疎水化を促進しています。
ん~難しいな~
と言う方は、もっと簡単に言うと、髪に対するカラーリング剤やパーマ剤の刺激から、髪を保護する役目を果たしています。

少し前にテレビの番組で髪の健康を、、、と言う番組を観られた方も多いと思いますが、あれは娯楽番組の為、かいつまんで説明していますが、髪を刺激から守るのは間違っていません。

カラーリング、若しくはカールを何度も続けておられる方は、髪の等電点からアルカリに傾いてしまいます。
その髪に更にカラーやパーマをかけると、パーマがあたってもすぐに取れてしまう、、、
染めた時はいいけど、2週間もしたらパサついて退色してしまう、、、
の経験をされた方もおられるでしょう。
皆様がカラーリング、若しくはパーマの施術中に何かを付けられたら,それは何ですか?と聞くのも良いでしょう。
カラーリングの場合は、主に前処理よりも中間から後処理が大事なので、何もしていないと、ちょっと、、、
な施術だと言わざるを得ません。

処理剤も、数年前のケラチンやセラミド、CMC、ヘマチン等の成分から、分子量の10000~15000等の物に変わってきています。
私どものサロンでも、処理剤の選択はいつも頭を使います。
お客様も、もしカラーの退色が早い、パーマをかけても直ぐにカールダウンしてしまう、な方は担当のスタイリストに処理剤を何を使っておられるのかを聞いてみるのも良いのではないでしょうか。

この記事を書いた人

橋 豊
橋 豊Yutaka Hashi
現店舗に移転をしてからは、あまり流行だけを追わずに、お客様の良さを引き出す事に集中しています。