何年に一度の割合で瀬戸内海を目指していきます。
目的地はここ!

これどこ?
と思われるでしょうが、これは宇野港からカーフェリーに乗って目的地に向かう道中の景色で、向かう先は直島。
直島は、瀬戸内美術週間等で、有名になった瀬戸内に浮かぶ小さな島。
けれど、その直島には、安藤忠雄、草間彌生、杉本博司等、錚々たるメンバーが、自由な発想でオブジェ、絵画、書、建築物を島の、それこそあちこちに展開している。

あまりにも有名な草間彌生のドットカボチャは、画像の赤から黄色、緑等が島の道路や、防波堤、砂浜に無造作に鎮座している。

杉本博司の護王神社は、小高い丘の上にいきなり現れる神社だが、ガラスの階段が特徴で、この階段、実は地下迄繋がっていて、地下から階段を上がって地上に出て、更にそこから参拝すると言うカラクリのある神社。
以前に来たときは、玉石ももっと小さく、地下の通路もむき出しだったのが、かなり整備されていた。

愛Love湯は、お風呂なんだけど、これはもう直島詣での観光地の一つになっていて、引っ切り無しに人が訪れ、この日も整理券を買うのにずっと人の列が途切れなかったが、もう煩雑過ぎて、何処が入口か全く不明。

直島の家プロジェクトなんかは、前記したようにデザイナー、建築家等が作った物が殆どだけど、地元の設計士が建てた、こんなホールも出来ていた。
窓が殆どなくて、自然光だけの採光は、同じ直島にある地中美術館のような趣き。
今回は何の演目もなかったけれど、一度ここで演劇なんかを見たいような素晴らしい作りでしたね。

今回はランチアで向かいましたが、本来なら自転車でトコトコ走るのが楽しいかもしれませんね。
瀬戸内には、この直島以外も、豊島、男木島、女木島、等かなり島があって、その殆どが美術館や、オブジェ、建築物があって、すべての島を1日で見るのはほぼ不可能な位、濃い空間が拡がっています。
私は数年に1回だけど、直島で知り合ったカップルは、2ヶ月に一度は来てますよ。と言われるほど、リピーター比率が高い瀬戸内。
たった1日だけの非現実な世界。
皆様も、一度訪れてみて下さいね。

この記事を書いた人

橋 豊
橋 豊Yutaka Hashi
現店舗に移転をしてからは、あまり流行だけを追わずに、お客様の良さを引き出す事に集中しています。