サロンワークの仕事で、クリープ化を利用したメニューがあります。一つは形状記憶カール、俗に言うホット系カールです。
従来のアルカリ剤を使用してシスチン結合を切断して、、、なアナログ系と異なり、髪の内部をガラス化する事によって、ドライしても形状記憶するのが特徴です。最近では酸性域の薬液を使う酸性ホット系カールが主流です。形状記憶系のメニューのもうひとつが、、、
ストレートパーマです。ストレートパーマは強いアルカリ剤を使用する事は殆んど少なくなり、今は弱アルカリ、若しくは化粧品登録のシステアミン系を使う事が多くなりました。
ストレートの場合は、高温度のアイロンを使用して髪の内部をガラス化させますが、アイロンの素材によって髪へのダメージはかなり異なります。アッピアではチタン製を使用していますが、鉄やステンレスよりも熱伝導が少ない為に、髪へのダメージは最低限度で抑えられます。形状記憶系のメニューの2つですが、実はお客様のホームケアが生命線になっています。いくらガラス化をしていても汗や熱には弱く、ダメージも進行しやすいので、アウトバストリートメントや、ファイバー系のフォーム等のケアは必須と言えるでしょう。時間も掛かり金額も高額になる2つのメニューですが、ホームケアをしっかりしていれば非常に長く持つのは間違いありません。今まで、アナログ系のメニューしかされたことのない方は、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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- Yutaka Hashi
- 現店舗に移転をしてからは、あまり流行だけを追わずに、お客様の良さを引き出す事に集中しています。
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